【史記】中国の歴史書のなかで最高傑作はやっぱり「史記」だったんだな

「史記」はもともと漢の時代、役人・司馬遷(しばせん)が書いた歴史書である。

「史記」は小説や漫画として多く出版されているが、今回紹介するのは横山光輝による「史記」だ。

 

中国の王朝を古い順からまとめると以下のとおりになる。

殷・周・秦・漢・三国時代・晋・南北朝時代・隋・唐・五大十国・宋・元・明・清・中華民国・中華人民共和国

「史記」は周・秦・漢の時代の中心に書かれた歴史書である。

 

読んだ感想としては、昔の人々は本当に偉大だったということだ。

現代の日本において、よく使われる言葉は語源がその時代の中国にあったことがわかる。

 

たとえば「完璧」という言葉の由来。

紀元前3世紀に趙の王が璧(へき)という宝玉を手に入れたのだが、最も力を持っていた強国・秦の昭王が璧と15の城を交換してくれと申し出てくる。

当時は戦国時代であり、璧を渡したところで15の城がもらえるという保証はどこにもない。

かと言って、昭王の言うことを無視すると趙は滅ぼされる可能性もある。

困った趙の王は家臣の藺相如(りん しょうじょ)を使者として秦に向かわせるのだが、その際、藺相如は「もし、15の城が手に入らなかったら、必ず璧を持ち帰りましょう」と言った。

藺相如は昭王が城と交換する気配がないことわかり、命懸けで趙に璧を持ち帰った。

そこから、大事なことを完全にやり遂げることを「完璧」と言うようになったのである。

 

その他にも「先んずれば人を制す」

「傍若無人」

「鳴かず飛ばず」

「満を持す」

「屍を鞭打つ」

「背水の陣」

「四面楚歌」

「馬鹿」

などなど、多くの故事成語が登場する。

 

また、「史記」は賢人たちの教えから精神的にも学べることが多い。

 

このように魅力がたっぷりあるのだが、おすすめは「キングダム」でもお馴染みの秦統一前後と、それ以降である。

つまり、読み進めれば進めるほどおもしろくなっていく。

 

「史記」は歴史書至上の最高傑作なのだ。

 

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