【ギャングース】衝撃!施設に預けられた少年たちは、大人になっても幸せをつかめないのか

不幸な星の下に生まれた少年たちは、現代社会で何を思い、どう生きるのか。

ずっと読もうと思っていた漫画である。
モーニングを毎週買い始めたころ(島耕作を読むため。)、独特の絵で描かれている漫画があるなぁ、と思っていたら、それが『ギャングース』だった。

いつか、最初から読みたいと思っていたら、テレビのバラエティ番組『にけつ』ケンドーコバヤシさんがこの漫画についてしゃべっていた。
内容は、共演者の千原ジュニアさんにそっくりな「千原女」と呼ばれるいうキャバクラ嬢が出ているとのこと。

余計に、これは読まなければと思った。(笑)

これは、少年犯罪を中心に取材するルポライターの鈴木大介さんが原案を書いているので、底辺を生きる少年たちがかなりリアルに描かれている。
ストーリーとしては、家庭環境に恵まれない少年3人が窃盗団を結成し、犯罪者を対象にした窃盗「タタキ」といわれる生業を行っていく。

 

少年らは親がいなかったり、壮絶ないじめにあっていたり、少年院で育ったりと、非常に不遇な人生を送っており、社会の底辺といわれる環境の中、生き抜いていく。

正直、想像する以上に過酷な人生を送っている。

読み始めたとき、絵の雰囲気から「闇金ウシジマくん」のようなバッドエンディングが多発する、テンション下がる物語かと思えば、なかなかギャグありのおもしろい漫画である。

というのも、少年たちにとってはこれが当たり前の環境であり、一歩間違えば死んでしまうという場面に何度も遭遇しながらも、当人らは明るく楽しんで生きている。
これを見れば、たいていの人達はどんなに自分の育った環境が恵まれていたかと考えさせられる。

 

この漫画の特徴的なところは、主に裏社会が舞台となっているため、一般人には少しわかりにくい世界であるため、裏社会の専門用語なるものの説明が細かくページの余白に書かれている。

私の友人は、この漫画を読んだ感想として、
「余白の説明ちゃんと読み過ぎて、読み終わるまで時間がかかった(笑)」
と話していたが、もちろんそこはとばしてサクサク読める。

ただ、私としてはそこが非常に勉強になり、理解が深まるため、ぜひ読んでほしい。

我々にも身近な犯罪?でもある「オレオレ詐欺」などの犯罪手口が詳しくわかるため、防犯のためにも知っておきたいところだ。

あ、この漫画は読むことによって防犯意識を高めてほしいと強くうたっている。

つまりこれは防犯漫画である(笑)

改めて言うが、自分がどれだけ幸せな環境で育ったか再確認したい方は、ぜひ読んでほしい。

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